前連邦捜査局(FBI)局長のコミー(James Comey)氏は、SNSの投稿を通じてドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の生命を脅かした疑いで火曜日(4月28日)に起訴され、水曜日(29日)にバージニア州当局に出頭し、アレクサンドリア(Alexandria)市の裁判所に出廷しました。
本件は、コミー氏が昨年5月にInstagramに投稿した1枚の写真が発端となりました。写真には、ノースカロライナ州のビーチで貝殻が「86 47」という文字に並べられており、「海岸を散歩していたら、とてもクールな貝殻の並びを見つけた」という文章が添えられていました。
検察側は、アメリカの俗語で「86」には「排除する、殺す」という意味があり、「47」はアメリカ第47代大統領のトランプ氏を指すと解釈されるため、この投稿は大統領に対する脅迫にあたると主張しています。
コミー氏は、「米大統領の生命を奪い、身体的危害を加える意図的な脅迫」および「州をまたぐ通信による死亡脅迫の送信」という2つの連邦罪に問われています。各罪の最高刑は懲役10年です。水曜日の短時間の出廷において、彼は罪を認める発言やコメントはせず、その後裁判所を離れることが許可されました。
弁護人のパトリック・フィッツジェラルド(Patrick Fitzgerald)氏は、本件は「報復的かつ選択的な起訴」であると主張し、コミー氏が長年にわたりトランプ氏を公に批判してきたために標的にされたと考えていると述べました。
