アメリカのトランプ(Donald Trump)大統領とメラニア(Melania Trump)夫人は、土曜日(4月25日)、ワシントンのヒルトンホテルで開催されたホワイトハウス記者協会晩餐会に出席していましたが、会場外で銃声が聞こえたため、イベントが中断し混乱に陥り、緊急避難が行われました。
関連記事|トランプ氏が記者会見、ホワイトハウス記者協会晩餐会銃撃事件の容疑者の身元が判明
この出来事は歴史的な記憶を呼び起こしました。ワシントンのヒルトンホテルでは、1981年3月30日にアメリカのレーガン(Ronald Reagan)大統領の暗殺未遂事件が発生しています。当時、銃撃犯のヒンクリー(John Hinckley Jr.)は、レーガン大統領がアメリカ労働総同盟(AFL-CIO)のメンバーに向けて演説し、ホテルを離れる際に6発の銃弾を放ち、そのうちの1発が大統領専用車で跳ね返り、レーガン大統領の胸に命中しました。
レーガン大統領はその後、シークレットサービスによって迅速にジョージ・ワシントン大学病院へ搬送され治療を受けました。また、ホワイトハウス報道官のブレイディ(James Brady)氏、警察官1名、シークレットサービス捜査官1名の計3名が銃撃を受けました。ブレイディ氏は頭部に被弾し脳損傷を負い、最終的に2014年にこの銃撃事件の合併症により死去しました。法執行機関は、その死を1981年の事件に関連する殺人事件として記録しています。
ワシントンのヒルトンホテルは、その後地元の人々に「ヒンクリー・ヒルトン(Hinckley Hilton)」というあだ名で呼ばれるようになりました。
