アメリカのトランプ(Donald Trump)大統領は土曜日(4月25日)、スティーブ・ウィトコフ(Steve Witkoff)特使と娘婿のジャレッド・クシュナー(Jared Kushner)をパキスタンに派遣し、イランと交渉させる予定だった計画をキャンセルすると発表した。トランプ氏は後のインタビューで、日程をキャンセルしてから10分もしないうちに、米国は以前よりも遥かに内容の良い新しい文書を受け取ったと述べた。
トランプ氏は投稿の中で、「移動に時間をかけすぎだ。仕事が多すぎる!さらに、彼らの『指導層』内部では激しい内紛があり、極めて混乱している。誰が主導権を握っているのか、彼ら自身でさえ分かっていない」と記した。
その後、フロリダ州でワシントンへ戻る飛行機に乗る前、トランプ氏はインタビューに応じ、向き合うべき相手とは誰とでも話し合うが、「わざわざあそこで2日間待つ理由はない。16、17時間もかけて移動させるつもりはない。彼ら(イラン)が話し合いたいときは、私に電話すればいい。切り札は我々が握っている」と語った。
一方、イランのアッバス・アラキ(Abbas Araqchi)外相はパキスタン訪問を終えたばかりで、今回の訪問は「実り多いものだった」とし、「戦争を終結させるための実行可能な枠組み」を提示したが、米国側に外交を通じて紛争を解決する真の意向があるのかに疑問を呈した。
イランのマスード・ペゼシュキアン(Masoud Pezeshkian)大統領は、パキスタンのシェバズ・シャリフ(Shehbaz Sharif)首相との電話会談で、テヘランは脅迫や封鎖の下での交渉は受け入れないと改めて強調し、米国側に港湾封鎖を含む「実質的な障害」を先に解除するよう要求した。また、イラン革命防衛軍も、米国およびその地域同盟国に対する戦略的抑止力として、ホルムズ海峡の支配を維持し続ける意向を示した。
