米イラン戦争によるイランのホルムズ海峡封鎖の影響で、パナマ運河の輸送需要が高まっており、1月の航行船舶は1日平均34隻、3月には37隻に達し、時には40隻を超えることもありました。公式報告によると、ある液化天然ガス(LNG)運搬船は、最大5日間に及ぶ待ち時間を避けるため、「割り込み」通行に400万ドルもの高値を付けました。
AFP通信の報道によると、パナマ運河庁(Panama Canal Authority)の報告書では、燃料需要を満たすため、アジアの製油所がホルムズ海峡の輸出に依存するペルシャ湾諸国からの調達を避け、米国から石油や天然ガスを購入し、パナマ運河経由で輸送する方法を選択していることが指摘されています。
パナマ運河の通行時間を予約していない場合、船舶は航行までに平均5日間待機する必要があります。この長時間の待機を避けるため、競売方式で運河を通過させる船舶が増えています。パナマ運河庁は、直前の通行権を競り落とす「割り込み料金」の入札制度を設けているとのことです。
当局によると、直近の入札ではあるLNG船が400万ドルを提示し、ここ数週間では2隻のタンカーが300万ドルを超える入札価格を提示したということです。
