日本の沖縄県那覇市は水曜日(4月22日)、「特定外来生物」に指定されているザリガニの一種「ミステリークレイフィッシュ」(Procambarus virginalis)を根絶するため、天久公園(Ameku Churamachi Park)内にある池をコンクリートで完全に封鎖することを決定したと発表しました。
2024年8月、天久公園の池で初めてミステリークレイフィッシュの痕跡が発見されました。これは日本国内で、同種が野生化し個体群を形成したことが確認された初の事例となります。この種は繁殖能力が非常に高く、「単性生殖」(雌単独での増殖)が可能なため、一度生息域が広がると、カエルなどの沖縄固有種に深刻な脅威を与えます。日本の法律により、現在、このザリガニの生体輸送や飼育は厳格に禁止されています。
那覇市が公表した作業工程によると、池の面積は約320平方メートルで、現在はネットで囲われ立ち入りが禁止されています。駆除作業では、まず池の水を抜き、底の泥が乾燥した後に、セメントを混ぜたコンクリートで池の底と周囲を封鎖します。市は、夏季に咲いていたハスについても、ザリガニやその卵が付着している可能性が高いため、すべて伐採・清掃すると述べています。
ザリガニがどのようにして池に混入したのか、原因はまだ分かっていません。那覇市は今回、環境省の補助金を受けて駆除計画を実施します。市当局は、これは地域の生態系を保護するための不可欠な手段であるとし、ザリガニが完全に根絶されたことが確認できれば、将来的に再計画を行い、再びハスを植栽して景観を復元させることも検討するとしています。
