故アメリカのポップスの帝王マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)の同名伝記映画『マイケル・ジャクソン』(Michael)のプレミア上映会が、月曜日(4月20日)にロサンゼルスのドルビー劇場で開催され、同作は金曜日(24日)に正式に公開される。
アントワン・フークア(Antoine Fuqua)監督は近日、米誌『ニューヨーカー』の独占インタビューに応じ、制作陣が大規模な再撮影を行い、物語の構造を再構築したことで、最大1500万ドルの費用を投じたと明かした。
エンターテインメントメディア『バラエティ』の報道によると、オリジナル版のストーリーは、1993年に警察がマイケル・ジャクソンのネバーランド・ランチを家宅捜索した場面から始まり、13歳の少年ジョーダン・チャンドラー(Jordan Chandler)への性的虐待疑惑と、それに伴う訴訟へと遡る構成だった。この件は最終的に2300万ドルで和解に至っている。フークア監督は、マイケル・ジャクソンが「服を剥ぎ取られ、動物や怪物のように扱われる」シーンを撮影したことを明かした。
しかし、最終的な公開版では、チャンドラーとその家族に関連するエピソードは全面的に削除された。マイケル・ジャクソンの遺産管理委員会の弁護士が、和解合意の中に、映像作品でチャンドラーを描写または言及することを禁止する条項があることを発見し、内容の調整を求めたためだという。
『ニューヨーカー』は、フークア監督が一部の告発者の親、特にチャンドラーの父親に対して懐疑的であったと付け加えた。父親がジャクソンを「完全に恥にまみれさせる」と脅迫した録音が残っていたためだ。フークア監督は、長年にわたるこれらの告発の真相については確信が持てないと強調しつつも、「時には金のために汚いことをする人々がいる」と指摘した。
制作陣は昨年6月に22日間の再撮影を行い、費用はジャクソンの遺産側が負担した。新バージョンのストーリーは、マイケル・ジャクソンのキャリアの絶頂期を主軸とし、父親との家族関係に焦点を当てている。マイケル・ジャクソン役は、彼の親戚であるジャファー・ジャクソン(Jaafar Jackson)が演じている。
