カトリック教会の教皇レオ14世(Pope Leo XIV)とアメリカのトランプ(Donald Trump)大統領との間の言葉の応酬が激化しています。教皇は木曜日(4月16日)、カメルーンで行った演説で、世界が「少数の暴君」によって破壊されていると批判し、各国の指導者が戦争に「数十億ドル」を費やしていると指摘しました。これはトランプ氏を暗示していると外部から見られています。
レオ14世は当時カメルーンで行った演説の中で、一部の指導者が「数十億ドルが殺戮と破壊に費やされていることに目をつぶり、一方で癒やし、教育、再建に必要な資源はどこにも見当たらない」と批判しました。
「戦争を始めた者たちは知らないふりをしているが、破壊は一瞬で済むものの、再建には一生をかけても足りないことが多い」。
また、教皇はカメルーンが「血塗られた」地域であり、「終わりのない動乱と死のサイクル」に陥っていると非難しました。カメルーンではここ10年、反政府勢力による衝突が続いています。
これに対し、トランプ氏は「教皇は言いたいことを言えばいいし、私はそれに同意しなくていい」と反応しました。
関連記事|トランプ氏とメローニ氏が対立! 教皇がイランの核脅威を理解していないと再批判
レオ14世は土曜日(18日)、アンゴラへ向かう機内で記者に対し、「数日前の平和祈願活動での演説は、2週間前に準備したものであり、アメリカ大統領が私にコメントを出すずっと前のことです。しかし、外部では私が再び大統領と論争していると解釈されましたが、それは全く私の意図ではありません」と語りました。
レオ14世は現在、11日間のアフリカ訪問を行っており、4カ国11都市を巡る行程で、就任以来の重要な訪問の一つとなっています。教皇は、今回の訪問の目的は対話、理解、そして平和を促進し、現地の信者と交流することであると強調しました。バチカンのデータによると、全世界のカトリック信者の5分の1以上にあたる約2億8800万人がアフリカに居住しています。
